横浜の国産小麦のパン屋

日々の事

丘パンでは、パンが売れ残らない量を考えて作っています(2018.08.08)

丘パンでは、パンが売れ残らない量を考えて作っています(2018.08.08)

夏季休業を頂きありがとうございます。

夏季休業中なので、いつもとは違う丘パンのコアな部分を少し。。

「…世界では120億人分の食料が生産されているが、同時に10億人が飢えに苦しんでいる。
スペインのトマトは、貧しいアフリカ移民が育て、3000キロメートルのたびを経て市場へ出荷される。
ウィーンでは、厖大な量のパンが毎日捨てられ、原料のコムギを輸出するインドは2億人が飢えに苦しむ。…」

ある投稿の文面を見て、私たちは間違っていなかったと思いました。

丘パンでは、パンが売れ残らない量を考えて作っています。

なぜなら、食料廃棄は全ての無駄にしかならないと思っているからです。

食料の無駄。
労力の無駄。
ゴミ処理の無駄。

朝早く起きて、必要以上にパンを作って、それを捨てることはできません。

そのため、閉店間際にはパンの量や種類が少なくなっている日もあり、お客様にはご迷惑をおかけすることもあるかと存じますが、どうかご理解頂けたら幸いです。
(リビング田園都市さんに掲載して頂いてからは、1人で作れるパンの量の限界まで作り、売れ残ることなく有難いです)

食料廃棄大国の日本。

世界の飢餓に対して、何もできないかもしれませんが、丘パンができることは、日本や世界の農家さんが一生懸命作って作ってくれた食材を無駄にせず、大切に大切に使わせて頂くことかなと思っております。

そんなことを考える丘パンの夏休みです。

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